2021-05-21

Zparts 《 z-112 》《 z-114 》《 z-115 》

久し振りのblogになってしまいました。
今日お届けしますのは極限のシンプルさを売りにした鼻パッドも無い眼鏡【Zparts-ジーパーツ‐】の眼鏡の紹介になります。
しかも敢えて同カラーの形の違いという事で、レンズシェイプの違いによる印象の変化を見て頂こうと思います。
ピックアップした形はそれぞれ、ラウンド、ボストン、クラウンパントです。
説明と共に着用してみた印象の違いも是非ご覧くださいませ。

上から、クラウンパント型、ラウンド型、ボストン型。

全てカラーは同じで、艶ゴールドをベースに鮮やかなブルーの七宝をリム(レンズ周り)に施してあります。

《 z 112 》強度近視OK

 col.G/MTBL
size  レンズ横幅:43mm レンズ縦幅:38.1mm 鼻幅:26mm テンプル長:145mm

¥30,800-

まずは、ラウンド型。
印象としては一番個性が出る形となります。角が無い形というのは顔の輪郭、眉毛の形に左右されず
言い換えるのならば実は“誰でも似合う形”とも言えます。

しかし、一番古くからある形であり有名人が着用しているイメージが強く
「ジョンレノンみたい!」「ハリーポッターみたい!」とキャラ立ちしてしまい易い形と言えます。
故に最初は誰でも抵抗がある形かなと私は思っています。

個性と言いますか雰囲気の出やすい形です。コーディネート一つで知的にも、怪しげにも見える
拘り感を感じるのがラウンド型の様に感じます。単純に形の印象は柔らかくてほんわかとした形です。

加えてラウンド型はサイズ感を変えて楽しめる大きい特徴があると思っています。
Zpartsのラウンドはコンパクトで知的な要素も得られやすいですが大きくしていくと凄く遊んだ印象や
モードな印象も作りやすいと思います。サイジングで遊べるのも実は似合い易いラウンドならではだと思います。

《 z 114 》強度近視OK

 col.G/MTBL
size  レンズ横幅:46mm レンズ縦幅:39mm 鼻幅:23mm テンプル長:145mm

¥30,800-

続いてはボストン型です。アメリカボストンで生まれた形やボストンバックの断面図に形が似てる等、
色々な都市伝説があります。形としては個人的にはクラシックデザインの入門編。
“誰でも抵抗が少なく掛けて頂きやすい形”と思っています。

逆三角形の様な形にする事で柔らかさの中にもスッキリ感が非常に出ます。
今まではシャープな形ばかりお使いになられていた方でも案外拒絶反応が出にくいです。

顎のラインにかけて絞りが効いていますのでご自身が丸顔だと気にしている方でも
「これならいいかも。」となって頂きやすいです。ただ、ラウンドの様にサイズではあまり遊べません。

《 z 115 》強度近視OK

 col.G/MTBL
size  レンズ横幅:46mm レンズ縦幅:37.5mm 鼻幅:23mm テンプル長:145mm

¥30,800-

最後にクラウンパント型を。1950年代からある古い形ですが今眼鏡業界でも人気のある形となっています。
形はラウンド型の上部をぱっつんと真っすぐに切った様な形をしています。
その形が王冠の様な形をしている事から王冠=クラウンでクラウンパントと名付けられています。

人気の理由は、顔馴染みの良さ・ラウンドの良いとこ取りの形という点も挙げられますが
クラシックデザインが定番となってきた中でやや通な形という点も挙げられると思います。

上部をカットする事で眉毛のラインと合わせ易くなっています。故に馴染み易いんだと思います。
レンズ下部はラウンド型にほど近いのでラウンド独特のどこか抜けている感も演出出来ます。

良く似ていますがそれぞれに印象の違う眼鏡でしたがいかがでしたか?
店頭に並んでいると正直どれも違いが分かりづらいと思います。ただ掛けてみると違ったり、説明させて頂くと
見方や感じ方が違ったりと微妙な変化ほど、理解されながら比べてもらうととても面白かったりします。
私としては理解をしてその形を選んだ方が後々のコーディネートや眼鏡の使い分けにも影響してくる
と思っていますので出来る限りは形による印象の違いはお話するようにしていますが、
今は形も細分化され明確な定義も無くなっています。
この形じゃなきゃダメ!という事は全くありませんので是非、固定観念は捨てて
店頭では沢山の眼鏡をご試着頂ければと思います。ご参考になりましたら幸いです。

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